sportsnabi-ハムストリングのテーピング・巻き方

ハムストリングのテーピング講座。テーピング方法・巻き方の手順のまとめ。

◆ハムストリングのテーピング・巻き方【目次】

◆ハムストリングは本当に怪我の多い場所か?

★1.ハムストリングスVS大腿四頭筋
★2.日本人は筋力が弱い?
★3.ハムストリングスの怪我は20代・30代・40代に集中する

◆ハムストリングスVS大腿四頭筋

 ハムストリングはスポーツアスリートにとって怪我をしやすい部位であるのは確かに事実である。
 ハムストリングの構造でも解説しているとおり、この太ももの裏側面にあたる場所は前面部位にある大腿四頭筋群よりも筋力が弱い人が多い。
 これはハムストリングスそのものが弱いと言うよりも日本人の場合は前面の大腿四頭筋群の筋力は比較的強靭なアスリートが多く比較するとバランス的に劣るという意味である。

※筋肉・筋出力の傾向
大腿四頭筋群 > ハムストリングス

◆日本人は筋力が弱い?

 日本人は欧米人などと比べるとひ弱なイメージがあり筋力が弱いように見えてしまうイメージがあるのは否めない。
 しかし、日本人という民族が筋力が弱い民族であるか?と言えばそうとも限らない。
 事実、純粋に筋力を競い合うパワーリフティングにおいて日本人は毎年のように優秀な成績を収めている。
 全体的にひ弱に感じるイメージが定着しているのはウエイトトレーニングなどを行う習慣の違い、環境の違いなどの問題が関与しており、筋力においては能力的に劣るという事は考えにくい。
 また太ももの筋肉に関しては日本人はやや強い筋力を保持している民族でもある。
 足が太く見えるのは足が短いだけでなく足の筋肉が大きく筋断面積が広いことも関与しているケースも多い。
 但し、太ももの筋肉郡の裏面にあるハムストリングス筋群は、日常生活の範囲で鍛えられる事は少なく、また意識してトレーニングする事も少ない。
 トレーニングジムにいけばレッグカール用のマシンなどがあるがマシンで対応できるトレーニングメニューが少ない点もバランスを欠きやすくなるひとつの要因と考えて良いかもしれない。

◆ハムストリングスの怪我は20代・30代・40代に集中する

 捻挫や突き指などの突発的な怪我はどの年代にも発症しやすい怪我である。
 対してハムストリングスの怪我に関して言えば20代〜40代に怪我が集中する傾向をもつことがひとつの特徴である。
 では何故この20代・30代・40代にハムストリングスの怪我が集中するのだろうか?
 このハムストリング怪我をする年代の特徴は、一定の筋力を発揮できる年代であることがひとつの要因となっている。
 小学生や中学生の子供がハムストリングの肉離れなどの怪我を発症したという話はなかなか耳にしないだろう。
 また同様に60代以上のシルバー世代の方の場合もなかなか太もも裏面のハムストリングを怪我してしまったという話もほとんど耳にしない。
 スポーツなどで一定の筋力が発揮できる、まさしくアスリートとして成熟した段階で柔軟性の低下や疲労の蓄積などの複数の要因が絡み合って肉離れなどの怪我を発症しているケースが大半なのである。

※大きな筋出力を発揮できる年代にハムストリングスの怪我は多く発症する傾向がある