sportsnabi-ジャンパー膝のテーピング・巻き方

ジャンパー膝のテーピング講座。テーピング方法・巻き方の手順のまとめ。

◆ジャンパー膝のテーピング・巻き方【目次】

◆伸展動作を行う際に膝蓋靱帯は必ず脛骨を引っ張り上げる動作を行う

★1.膝の伸展作用のメカニズム
★2.ジャンプをする際の動作を思い浮かべてほしい

◆膝の伸展作用のメカニズム

 ジャンパー膝を発症するメカニズムを覚えるために膝蓋靱帯の主な働きをここで一度確認しておこう。(膝関節・膝蓋靱帯の図はこちら)
 膝の膝蓋靱帯のまず一つ目の重要な働きとしては、「脛の骨」を持ち上げる動作が挙げられる。
 「持ち上げる」というと表現に関しては少しわかりにくい部分があるかもしれない。
 そこで掴みやすいイメージとして、椅子に腰をかけた状態で足をまっすぐ伸ばす動作をイメージしてみて欲しい。
 簡潔に言えば膝を単純に伸ばす動作ということになるが、この際に下腿は脛に付着している膝蓋靱帯が太もも方向へ引っ張られることによって脛が持ち上げられる構造となている。
 筋肉単位で見ていくと大腿四頭筋が収縮する際に膝関節を支点として膝蓋靱帯を通じ脛の骨が持ち上げられていることになる。

◆ジャンプをする際の動作を思い浮かべてほしい

 では次は同様にジャンプをする際の動作を思い浮かべてほしい。
 あなたはジャンプ動作を行う際にどのような動きをしてジャンプ動作を行なっているだろうか?
 椅子に座っている状態ではないが、一度かがみこんだ状態(膝を曲げている状態)から膝を伸ばした状態へ移行しているはずである。
 この動きを伸展と言うが、この伸展動作を行う際に膝蓋靱帯は必ず脛骨を引っ張り上げる動作を行っている。
 脛の骨である脛骨の前面に膝蓋靱帯は付着していることから、ジャンプ動作を頻繁に繰り返すスポーツ競技を実践している場合、この付着部位へは繰り返し引っ張る作用が働きかけることになる。

 この牽引作業の繰り返しが、患部の負担となり炎症を発症するのがジャンパー膝の仕組みなのである。
 この仕組みがわかれば、膝の下側の脛の付着部位近辺に痛みを伴っている場合、ジャンパー膝の可能性を検討することができるようになるわけだ。