sportsnabi-オスグットのテーピング・巻き方

オスグットのテーピング講座。テーピング方法・巻き方の手順のまとめ。

◆オスグットのテーピング・巻き方【目次】

◆成長期に多いオスグッドは成長痛と呼べるのか?

★1.オスグッドは成長痛と呼べるのか?
★2.大腿四頭筋の柔軟性を高める
★3.リハビリ期はオスグッドバンドやサポーターを併用

◆オスグッドは成長痛と呼べるのか?

 オスグッド病はジュニア期のスポーツ障害の中でも発症確立が非常に高いスポーツ障害のひとつである。
 主に10代前半期に発症することが多く、ちょうどこの時期は第2次成長期と呼ばれる時期と重なることから、オスグッドは一般的に成長痛のひとつとして捕らえられてきている。
 しかし、実質は成長期に発症する確率が高い障害ではあるが、成長痛として呼べるかどうかは?疑問である。
 そもそも成長痛と呼ばれる成長痛の定義自体が曖昧であり、この成長期に発症しやすい障害の全ての総称として「成長痛」とされているならわかるが、その定義はやはり曖昧である。

◆大腿四頭筋の柔軟性を高める

 オスグッド病は、膝の伸展動作に関わる筋肉郡である大腿四頭筋の柔軟性の不足が要因となって発症する事が大きいことからも、しっかりとしたストレッチによる対策を継続的に実施していくことである程度予防できる障害でもある。
 また痛みの予兆を感じた段階からテーピング施術による関節の可動範囲に制限を加えてあげることで患部に発生しやすい炎症や軟骨の剥離を防止もしくは低減することも可能である。
 成長期のスポーツアスリートを監督している指導者は、このオスグッド病という障害が発生しやすいという傾向を把握し、その対策を日々の練習から意識的に取り組んでいくことが重要である。

※オスグット病は大腿四頭筋の柔軟性が低い場合に生じやすい疾患。実際にオスグッドを発症する子供の多くは体が固く柔軟性に乏しい傾向が伺える

◆リハビリ期はオスグッドバンドやサポーターを併用

 オスグッドを発症してしまった場合のポイントについて重要なポイントを再度チェックしておこう。
 スポーツアスリートなど運動を継続的に行っている場合はオスグッドのテーピングの手順表の順番どおり、サポートを施した状態で運動を行うこと。
 この際、市販されているオスグッドバンドなどを使用しても良い。
 ポイントは大腿部の伸展動作時に脛骨へ加わる負荷を軽減するように膝の可動範囲に制限を加えること。
 的確に制限がかかればテーピングの効果は想像以上に高い。
 また、回復期のリハビリ時にはサポーターを使用し筋膜を保護する思考を持つことも重要である。
 オスグッドバンドも簡易的なサポーターのひとつ。膝全体を覆うタイプの綿素材のサポーターも登場しているのでスポーツショップに行ったときは確認してみると良いだろう。
 オスグッドの痛みは骨格が安定する16歳前後にはほぼ完全に回復すると言われている。
 その為、この成長期の時期にオスグットを発症しているケースでは無理に運動をせず、しっかりと装具を着用しながら運動に取り組んでいく姿勢が重要となってくる点を把握しておくべきである。