sportsnabi-偏平足のテーピング・巻き方

偏平足のテーピング講座。テーピング方法・巻き方の手順のまとめ。

◆偏平足のテーピング・巻き方【目次】

◆テーピングの手順表

★1.足裏だけなく膝関節や股関節への影響も
★2.偏平足は生まれつきの障害か?
★3.偏平足のテーピングの巻き方の手順一覧表

◆足裏だけなく膝関節や股関節への影響も

 偏平足は足裏の土踏まず部分が平らになってしまう足裏のアライメントの障害として知られている。
 偏平足の足は本来持っているクッションの役割を果たす足裏のアーチ構造がつぶれてしまっている為、足裏だけでなく足首の足関節や膝関節、そして股関節へダメージを与える可能性を持つ。
 その為、軽視できない障害と考えてもよいだろう。

◆偏平足は生まれつきの障害か?

 なぜ偏平足になってしまうのか?
 その原因についてはほとんど知られていないのではないだろうか?
 おそらく生まれつき、先天性の障害であり自分で治すことは難しい障害と思われているのかもしれない。
 実際、偏平足は先天性の要因で発症しているケースも多い。
 先天性とは遺伝性が原因の生まれ持った要因によって発症する事を示す。
 しかし、後天性と呼ばれる生後の環境などによって偏平足を発症しているケースも多いことは覚えておく必要がある。
 足のアライメントに関わる病気は偏平足や外反母趾などが広く知られている。
 どちらも男性よりも女性に発症しやすい傾向があり、痛みだけでなく疲れやすさや変形性関節症の発症要因ともなる為、しっかりとした対処が必要となってくる。

◆偏平足のテーピングの巻き方の手順一覧表

 偏平足のテーピングの巻き方の手順を以下にまとめておく。
 偏平足に施術されるテーピングには、一般的なテーピング。そして筋肉に沿って貼りダメージを受けている筋肉や関節の補助的な役割をするキネシオテーピングがあるが、ここでは主流となるホワイトテープを使用した偏平足のテーピングの手順についてまとめる。
 偏平足のテーピングではテンションを強く加える必要はない。
 但し足の小指側から貼り付けるなど方向性をしっかり確認していただきたい。

偏平足のテーピングの巻き方・手順
@アンカー
母子宮から小指側に水平にテーピングを貼る。
Aサポートテープ
アンカーの小指側から足裏面を斜めに通りかかとをまわってスタート地点に戻るテープを貼る。
Bサポートテープ2
A同様のサポートテープを母子宮から行う。
Cサポートテープ3
小指側のアンカーから足側面を通ってかかとをまわり母子宮側のアンカーテープまでサポートテープを貼る。
Dサポートテープ4
足裏のかかとから5センチ程度の部分に両脇のサポートテープから水平にテープを貼る。
Eサポートテープ5
Dの水平のテープから2.5mm上に同様のサポートテープを繰り返し重ねて貼っていく。アンカー上部に達するまで継続。
Fアンカー
水平に貼ったサポートテープの両端のばらつきをアンカーで止める。

 以上が偏平足のテーピング手順の流れである。
 テーピングを終えたら弾性包帯、もしくはサポーター、ラッピングを施し処置は終了である。
 自分の足にテーピングを施すことも可能だが、慣れるまでは時間もかかる。テーピング施術の難易度は中程度である。

◆偏平足を矯正するインソールなどの矯正装具の効果は期待できるのだろうか?

★1.偏平足の仕組み
★2.自分でできる偏平足の治療法

◆偏平足の仕組み

 偏平足の患者の足の裏は真っ平らという訳ではない。
 実際は少しではあるがアーチ構造が残っている。
 このアーチ構造を形成しているのは足の下腿、ふくらはぎ部分にある筋肉群である。
 偏平足は足裏の土踏まずに当たる部分の筋肉を持ち上げる働きをもっているふくらはぎの筋肉群の筋力が低下している為に発症する。
 この本来のアーチ構造を保つことができずにアーチが下がってしまっている状態が偏平足状態と言うことになる。
 この仕組みがわかることで、足のアーチ構造をトレーニングなどによって形成することが可能であることもある程度見えてくる方もいるだろう。

◆自分でできる偏平足の治療法

 幼少期に運動をする機会が少なかった子供等は成人になると偏平足症状を発症しやすいのもこのためである。
 下腿周りの筋群の強化を図ることで偏平足はある程度治すことができる障害である。
 では、よく見かける偏平足を矯正するインソールなどの矯正装具の効果は期待できるのだろうか?
 これは筋力の強化が伴って初めて根本的な原因の対策となる訳でありインソールだけで治療を行えるわけではないことも容易にわかる。
 しかし、強制的にアーチ構造をインソールで作ってあげることで今まで使われていなかった筋肉に刺激を加えることにもなり効果が全くないか?と問われればそうとも言い切れない。
 ここで覚えておくべきポイントは偏平足の治療過程で必要なことは下腿まわりの筋群の強化が不可欠であるということだ。
 装具やインソール、そしてテーピングに関しても効果を否定しているわけではないが根本的な問題の解決にはならないことを覚えておく必要がある。

※偏平足の治療では下腿周りの筋群・足指周りの筋群を強化すると良い。但し大胸筋や腹直筋などのように目に見えて筋肉が発達する部分でもないため、長期的にトレーニングを継続することがポイント。